曼荼羅・タンカについて
いずれもチベット仏教の世界観をあらわす伝統的なアートであり、眺めているだけでも心が静まり、空間のエネルギーを整えるといわれています。
曼荼羅とタンカの違い
曼荼羅とは
「曼荼羅」という言葉は、サンスクリット語で「円」「輪」を意味し、円形を基調とした構図の中に、さまざまな仏や神々が表現される宗教的な図像です。宇宙観や悟りの世界を象徴的にあらわしており、瞑想の際に心を集中させるためにも用いられてきました。
有名な意匠のひとつにカーラチャクラ曼荼羅があります。
チベット密教の時輪経典にもとづき、ダライ・ラマ法王が示された図像で、灌頂の儀式では、色とりどりの砂を用いて地面に精緻な曼荼羅が描かれます。
タンカとは
タンカは、チベット仏教における仏画のことで、仏や菩薩、守護尊などの尊像が描かれた宗教画を指します。コットンキャンバスに描かれた絵を掛け軸状に仕立てたもので、この掛け軸部分は「ボウダ」と呼ばれ、専門の職人によって仕上げられます。
タンカは寺院や僧房だけでなく、家庭の祭壇や瞑想スペースにも掛けられ、信仰や精神修養のよりどころとして大切に扱われてきました。

LamAnandaのタンカの特徴
一人の絵師が仕上げる、表情豊かな仏画
一般的にカトマンズで流通している多くのタンカは、工場で分業制により制作されています。
背景・装飾・人物などのパートごとに複数の職人が担当し、1枚のタンカに仕上げていきます。
一方、LamAnanda で取り扱っているタンカは、代表の父であるタンカ絵師が、下絵から仕上げまで一人で描き上げている作品です。
もともと父はタンカ工場を経営し、最も重要とされる「目」の部分を担当していましたが、現在は工場経営を退き、すべての工程を手がけるスタイルで制作を行っています。そのため、仏さまの表情にはやわらかさと深みがあり、一枚一枚に作家性とあたたかみが感じられるのが大きな特徴です。
上質な画材と布地を使用
使用している絵具にもこだわり、彩度と発色のよい上質なものを採用しています。
金色の部分には本物のゴールドを用いており、光の当たり方によって品のある輝きを放ちます。
ボウダ(掛け軸部分)にも上質な布を使用しているため、長く大切にお飾りいただけます。
一部のデザインについては、他工房から仕入れている作品もございますが、いずれも品質の高いものだけを厳選しております。
作品ごとの詳細については、どうぞお気軽にお問い合わせください。
暮らしの中での楽しみ方
曼荼羅やタンカは、瞑想やヨガのサポートとしてだけでなく、リビングや書斎、サロンの壁などに飾るアートピースとしてもおすすめです。
もちろん、シンギングボウルとの相性も抜群です。
視界に入るたびに心を落ち着かせてくれる、特別な一枚と出会っていただければ幸いです。

