曼荼羅とは”まる”を意味しています。
円を基調として様々な仏様が描かれており、アート的にデザインされたものなど様々です。有名なデザインとしてカラチャクラ曼荼羅があります。カラチャクラとはチベット密教の時輪経典で、その経典をダライラマ法王が設計されたものがカラチャクラ曼荼羅です。ダライ・ラマ法王が自ら行うカーラチャクラ灌頂の儀式において、カラチャクラ曼荼羅は砂で地上に描かれます。
一方、タンカとはチベット仏教の仏画のことで、仏教に関する人物が描かれる宗教画です。コットンキャンパスに描かれ、通常掛け軸になっています。この掛け軸のことを”ボウダ”といい、画家がタンカを描いた後、ボウダは専門の職人が作成します。